見えない足枷。ー前に進もうと思うほどに動けなくなるー
- BOBIN
- 2月18日
- 読了時間: 1分
更新日:2月27日

このままの自分じゃダメなんだ。
もっと、もっと、何者かにならなくてはならない。
このままじゃ足りないんだ。
前に進まなきゃ。何かを成し遂げなきゃ。
俺は価値を…価値を生み出すんだ。
そう思ってもう一度起き上がろうとする。
今日この一日。
何から始めればいいかはわかっている。
それほど難しい話じゃない。
いくつかの準備と手続きを済ませたら、
あとはいつものように無我夢中で駆け抜けるだけだ。
右足を一歩前へ、次に左足を一歩前へ。
振り返らず、足元も見ず、前だけをみてそれを繰り返せばいい。
なのに、今日に限ってどうしても起き上がれないのはなぜだ。
動かなければいけないのに動き出せない。
頭ではわかっている。身体はいたって健康、なにも問題ないはず。
だけど心に鎖がついたように、前に進もうと思えば思うほど重たくなる。
いかなければ、いかなければ、いかなければ。
このままじゃダメなんだ。
生きなければ、これは義務なんだ。



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